会長挨拶

共感の架け橋、慈愛の奉仕〜知性と愛情を地域と世界へ〜
華 岡 博 之
はじめに
この度、伝統あるパワー浜松ロータリークラブの2026-27年度会長を拝命いたしました。身に余る光栄であるとともに、その責任の重さに身が引き締まる思いです。
私はこれまで「医師」という立場で、四半世紀以上にわたり、多様な「命の現場」に身を置いてまいりました。大学病院での血液内科医として、20年に及ぶ外務省医務官としての在外公館勤務、そして帰国後の慢性期病院における看取りの医療。これらの経験を通じて私が学んだのは、「人は一人では生きられず、他者との繋がりと慈愛の中でこそ、その人生は輝く」という真理です。この「繋がり」と「奉仕」こそ、ロータリーが120年以上にわたって大切にしてきた精神そのものであると確信しています。
三つの柱(活動方針)
今年度、私はこれまでの経験をクラブ運営に還元し、以下の三つの柱を軸に活動を展開してまいりたいと考えています。
1.多様性を尊重する「外交官の視点」
20年間の外交の世界で、私は国籍や文化、価値観の異なる人々が、いかにして共通の目的のために手を取り合えるかを目の当たりにしてきました。 わがパワー浜松ロータリークラブも、多様な職業、多様な世代が集う場です。互いの違いを認め合い、尊重し合う「寛容な精神」を土台に、会員一人ひとりが主役となれる、風通しの良いクラブ運営を目指します。
2.命を慈しむ「地域への貢献」
現在、私は看取りの医療を通じて、人生の最終章に寄り添っています。そこにあるのは、効率や利益ではなく、純粋な「思いやり」です。 ロータリーの奉仕活動においても、単なる支援に留まらず、相手の痛みに共感し、心に寄り添う活動を重視します。特に、超高齢社会における地域福祉のあり方や、健康増進に寄与するプロジェクトを推進し、パワー浜松らしい
「温もりのある奉仕」を形にしていきます。
3.親睦という「心の処方箋」
医師として、また医務官として、私は多くの困難な状況に直面してきました。その時、私を支えてくれたのは常に「仲間、友達との絆」でした。 本年度は、会員同士が心から楽しみ、高め合える「親睦」の機会をより一層充実させます。例会が皆様にとって、明日への活力となる「心の処方箋」のような場所になるよう、魅力あるプログラムを提供いたします。
結びに
ロータリーの創始者ポール・ハリスは、「ロータリーは、慈愛、寛容、そして親睦という普遍的な土台の上に築かれている」と述べました。激動する世界情勢や、変化の激しい現代社会において、私たちロータリアンが果たすべき役割はかつてないほど大きくなっています。医師として、元外交官として、そして一人のロータリアンとして、私は皆様と共に、この地域に、そして世界に、希望の光を灯し続けたいと願っています。
皆様の格別のご理解とご協力を心よりお願い申し上げ、私の会長就任の所信とさせていただきます。
幹事挨拶

松 本 由 紀 彦
一年間副幹事を務めてまいりましたが、幹事の仕事の大変さにあらためて気づかされ、益々不安が募りました。しかし、ロータリアンとしてやるだけの価値はあるとも思わされました。
今年度はクラブにとって25周年となる記念すべき年です。華岡年度がクラブにとってもまた、皆様にとってもすばらしい1年となります様、努めてまいりますのでご協力の程、よろしくお願い致します。
