2017〜2018年度第2620地区ガバナー挨拶

松村 友吉
焼津RC
<未来のロータリーを考える>

〜変化すべきものと守るべきもの〜



2017〜2018年度の国際ロータリー会長は、イア ン・ ライズリー氏です。

オーストラリアのサンドリンガムロータリーク ラブの会員です。そして、イアン・ライズリー会長 のテーマが、「ロータリー: 変化をもたらす」 とい うものです。

どんな変化をもたらすか?

まず、外部に向けての変化として、我々をとりま く地域と国境を越えた世界を少しでも良くしていこ うというものと、内部に向けて、時代や環境の変化 に合わせてロータリーそのものも変化させていこう という、両面があります。

外部に向けて変化をもたらすためには、我々は自 ら行動し外部に働きかけて結果を出していかなけれ ばなりません。30年以上根気よく継続して活動し、 様々な障害に遭ってきたにも拘わらずこれだけの結 果を出してきたポリオ撲滅活動のように、様々な 人々の協力を得ながら多くの人を助ける価値ある活 動を、これからも続けていかなくてはなりません。

青少年交換のように、今すぐ人々の生命や身体に 関わる事業ではないが、長い時間を掛けて世界の平 和に貢献するような事業についても、我々は地道に 活動を続けていく必要があります。地域や世界をよ り良くするために、外部に働きかけて変化をもたら していくことが求められます。

内部に向けては、組織や会員の活力の維持・発展 のために変化をもたらす必要があります。

その時重要なことは、時代や環境の変化がどんな ものか、ということです。イアン・ライズリー会長は、 3つ挙げています。 1つはグローバル化。 2つめは IT化。 3つめは少子高齢化です。

グローバル化については、 ロータリー財団が活発 に動き出した1963年がロータリーグローバル化の ターニングポイントだと言われていますが、 既に世 界200カ国120万人会員の世界的な組織になってい ます。IT化については、 ロータリークラブ・セン トラルに見られるように、ここ数年で急速なIT化 を国際ロータリーが進めています。我々会員もこの 変化に付いていく必要があります。少子高齢化は、 ロータリーにとって最も深刻な時代の変化で、 ロー タリーをこれまで牽引してきた世界の先進国が程度 の差はあれ少子高齢化によって会員の減少に苦しみ 出しています。会員の減少は組織の弱体化につなが りますから、国際ロータリーは大変な危機感を持っ て会員の活力維持 ・増強を呼びかけています。

しかし、 大事なことは、 ロータリーの理念や価値 観は全く変わっていないことです。中核的価値とい われる、親睦・高潔性・奉仕・多様性・リーダーシッ プはこれからもロータリーの中核的価値として生き 続けるでしょう。ロータリーの目的も全く変わって いません。いつの時代も、 変えていくものと変えて はならないものをしっかりと見極めることが大切で す。

我々ロータリアンも、 一方で必要な変化をもたら しながら、一方で守るべきものは守って価値ある ロータリー活動を続けていくことが求められていま す。